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偽姉弟狂想曲 その3
2009年10月22日 (木) | 編集 |
2時間ほどしてルルーシュたちが帰ってきやがった。
せっかく男兄弟同士、仲良く買い物に行ったのだ。
そのままエロ本コーナーとかであと2~3時間ぐらい二人で読みあさってくればいいのにまさか最短時間で帰ってくるとは。

「ただいま姉さん。ほら、姉さんの大好きなお花ですよ!」

ルルーシュが嬉しそうに差し出す。

「ま・・・まぁ 可愛らしい花かごだこと。おほほほほ。」

うえっ・・・。気持ち悪い。でも我慢だ、我慢・・・。

「そうそう、俺達から姉さんにもう一つプレゼントがあるんです。」

ルルーシュがニコニコと笑う。

プレゼントか。中々可愛いところもあるじゃないか。
私とて女。
プレゼントはいつ貰っても嬉しいものだ。

リビングのソファーに座って可愛らしくラッピングされた箱を開けてみると・・・。

「こ・・・これは!!!」

「ね。姉さんにぴったりでしょ!!」

ルルーシュが満面の笑みで言う。

お前・・・・・・・コレを私にどうしろと・・・・・・・。

中には中学生がはくような可愛らしい苺パンツと苺ブラが入っていた。

「お前、私をいくつだと思っているんだ!!!
はけるか、こんな・・・。」

・・・と言いかけたところでまた携帯がなった。
ルルーシュの死角となる場所でメールを見るとやはりあのくるくるパーマからだった。

く・・・、この私に苺パンツをはけだと・・・・・・。
もし、心労からストレス死したら絶対に呪ってやる・・・。


「あの、姉さんもしかして気に入りませんでした?」

ルルーシュがしょんぼりとして私を伺い見た。

「そんなこと・・・無い・・・わ・・よ。こんな・・・こんな可愛い下着を貰ってもちろん嬉しいヮ
でもこのブラのサイズじゃ小さすぎて着けられないかもって言いたかったのョ☆」(←棒読み)

「え・・・?これでも一番大きなサイズを・・・そうか、姉さんがあんなはしたない下着を着けていたのは変だと思ったけど、サイズが無かったから仕方なくなんですね!!」

「え?ええ、そうなのよ~だからコレは・・・。」

「解りました!!この俺に任せてください!!」

ルルーシュは叫ぶとマイ・ソーイングセットを取り出した。

「この俺が姉さんのサイズに合うようこの苺ブラをリメイクします!!
トップとアンダーのサイズを教えて下さい!!」

「へ?」

男のうちに入らない鶏がらもやしにバストサイズを公開して恥らうほどうぶでは無いが、此処で言うとお前についてる盗聴マイクから、皇帝、クルルギ、更には機情の全メンバーにまで筒抜けだ。

なんで私がタダでそんな事を大公開せねばならんのだ。

「・・・・・・わかった。ただしサイズが変わっているかも知れないからな。ロロ、お前が部屋まで計りに来い!!」

「ええ~!僕ですか!!」

「いいから来い!!」

手首を掴み、強引に部屋まで引きづり込むと、ロロはおびえたような目をした。
本当にこの兄弟はどこまで情けないのだ。

「あの、僕、出来ませんからっ!!そういう破廉恥な事を他人にするのは人間として駄目だって兄さんが・・・。」


お前な。同じミッションの仲間とかは次々殺して反省もしてない気がするんだが、アレは人間として駄目じゃないのか。
どうしてあの鶏がらもやしの言う事だけは死守なんだ

「あのな・・・本当に計らせるわけ無いだろう。
ルルーシュには盗聴器がついている。だから・・・。」

「ああ、そういう事ですか。」

サイズを走り書きしたメモを渡すと、ロロがほっと胸をなでおろす。
いやそこはホッとするところじゃないだろう。
普通の男なら残念がるぞ。

ルルーシュのロロもやし化作戦は着々と進んでいるようだ。
こいつ本当に大丈夫なんだろうか・・・。

ああ、この私がルルーシュの悪の手から守ってやらねばこいつの男としての未来は無い。
いまだにロロは子供はコウノトリが運んでくると固く信じているし、男女交際も結婚する事によってのみ初めて手を繋げるようになるのだと力説していた。
ロロは意外と女生徒に人気があるのだが、ルルーシュのおかしな教育のお陰でちっとも彼女が出来ない。
・・・というか、興味すら抱いていない。
16歳でこれはいくらなんでもまずい。

色々問題のある奴だが、私は末の弟にどことなく似ているロロが妙に可愛い。
哀れな経歴を聞いてからは可哀相で益々気になっていた。

響団のやっている事は児童虐待だ。
夢も恋も未来への希望さえ、ロロは全く知らない。
知っているのは殺人の技術だけ。
自由意思で軍隊に入り、自分の意思で仕事として人殺しもやっている私とロロは違う。

6歳の頃から親もいず、守ってくれる大人もおらず、人殺しを続けなければ生きても行けなかったなんてあんまりだ。
私が6歳の頃は近所の悪ガキたちを従え、元気に遊んでいたと言うのに、こいつは今でも友達一人さえ居ない。

いるのは常識から大きく逸脱した価値観を持つ最悪な鶏がら偽兄貴だけだ。
それを思うとなんかバケツ一杯分ぐらい泣ける。


う~む・・・。
何とかしてやりたい。
・・・切実に何とかしてやりたいのに良い方法が思い浮かばない。
こういうときはアロマをたらしたお風呂でゆっくりと考え・・・いや駄目だ。
またルルーシュが「姉さん一緒にお風呂に入りましょう」と突撃してきそうな気がする。

居間はもちろん最大危険地帯だし、キッチンは奴のテリトリー。
廊下の隅っこにうずくまっていたらまたロロにゴミと間違えられそうだし、自室は今朝踏み込まれて大騒動になったばかりだ。
ゆっくり考えようにも私には安息の場所が無い。

かくなるうえは・・・・・・。






「ロロ大変だ!!」

兄さんが血相変えてお皿を洗っている僕の元に走りこんで来た。

「ど、ど、どうしたの?」

まさかC.Cがっ!?

「実はヴィレッタ姉さんがトイレに行ったんだが・・・。」

「・・・そりゃ姉さんだってトイレにぐらい行くよ。」

「トイレから出てこないんだっ!!!!!」

兄さんは拳を握り締めて絶叫した。

ああ・・・お風呂同様、これも僕の時と全く同じパターンだ。

僕はギアスを持っている上に響団育ちの殺人兵器だが、それでも一応人間なので様々な事情によりトイレに篭る事ぐらいある。

でも兄さんは僕が10分以上トイレにこもるとその様々な事情を推測してどんどんとドアを叩くのだ。
心配してくれるのはありがたいけど、ドアの前で原因を追究する言葉をあげながら水と薬を持って待機されると非常に困る。
ましてヴィレッタ先生は一応女性だ。

「大丈夫だよ。姉さんはもう大人なんだし。放って置いてあげなよ。」

そう言うと兄さんは目を見開いた。

「お前は姉さんが心配じゃないのか!!姉さんのような美しく清らかな女性が15分もトイレに篭っているんだぞ!!
ありえない!!!
・・・しかも呼びかけても返事もしてくれないんだ!!」

「だからそれは・・・。」

「きっと中で倒れているに違いない!姉さん!!姉さん!!!」

兄さんは僕の静止も全く聞かずにまたドアをたたき出した。







ゆっくり思考できる場所はないものか・・・・・と考え抜き、最後の手段で閉じこもったのはトイレだった。
あそこは狭いが一応個室で鍵も掛かる。
いくらルルーシュでもトイレの中まで追っては来るまい・・・そう思ったのに甘かった。

くそ!!
無視だ、無視!!!

しかし奴はドアの前でしつこく喚き続ける。
おまけにロロまで呼んで来た。

「ロロ、コインを持って来い!!大急ぎでだ!!!」

「え?コイン?」

外の馬鹿兄弟の会話が聞こえてくる。

「この手のドアはコインをドアノブの縦穴に差し込んで回せば外からでも空くはずだ。
ああ姉さん!!無事でいてください!!!」

げ!!
こじ開けるつもりか!!

別に用はたしていなかったが、そんな真似をされたいわけがない。
かといって、むやみに手荒に扱ったらまた皇帝陛下からお小言&1兵卒に格下げだ。
そうなったら弟達の学費と生活費が払えない。
私は月謝も入学金も要らず、働きによってはかなりの給料さえ貰える国立の軍校を選んだが、弟達には出来たら軍人にはなって欲しくない。
それにせっかく夢があるのだから好きな道を選ばせてやりたい。

絶対絶命?

覚悟を決めたその瞬間、ふとドアを叩く音が止まった。

「ヴィレッタ先生。僕がギアスで兄さんを止めました!5秒以内に逃げてください!!」

「すまん、恩にきる!!」

ギアスの詳細は私にもよくわからないが、ロロがあの妙な力で何とかしてくれたらしい。
私は機を逃さず、すたこらさっさと逃げ出した。
敵前逃亡なんて趣味じゃないが、条件が悪すぎる。
ああでもロロは可愛い奴だ。
きっと私が立派な漢にしてやるぞ!!!





ふう。
やっとヴィレッタ先生を逃がす事ができた。

コインを取りに行って兄さんに手渡すと兄さんは急いでトイレのドアを開けた。
もちろん中はもぬけの殻だ。

「あれ?姉さん・・・?」

「姉さんは部屋で休んでいるんじゃない?
きっとなんかのひょうしでドアが閉まっちゃったんだよ。」

「そ・・・そうか。じゃあ、部屋の方に行ってくる。お前も来い!」

「うん、わかった。」






僕は兄さんと連れ立ってヴィレッタ先生の部屋に向かった。
ああ、ヴィレッタ先生が穏便にトイレから出れて良かった♪
昨日から2回も兄さんを失神させてる先生だから、今回だって僕が助けなかったら兄さんが危ないところだった。

先生は色々と達人だから体の損傷無く気絶させているのはわかっているけどそのたびハラハラしてしまう。
よっぽどの緊急事態でも起こったら仕方がないけど、出来たら止めて欲しい。
せっかく僕が兄さんとの仲を取り持ってあげようと思っているのにこれじゃそのうち兄さんに嫌われちゃうよ。
いや、こんな事で気弱になってちゃいけない。
兄さんの嫁はヴィレッタ先生で無ければ困るのだ。

僕が機情で孤立していた時、声をかけ、手を差し伸べてくれたのはヴィレッタ先生だけだった。
何人も同僚を殺して他の奴らに『死神』と怖れられるようになっても、ヴィレッタ先生だけは繰り返し『殺すな』と叫んでくれた。
こんな事を言ってくれる人を僕は他に知らない。
知っているのは『殺せ』と命じる人と影からあげつらう声だけ。
今までも任務のリーダーは何人もいたが陰ではコソコソ言っても表では僕を怖がって口を閉じている。
兄さんですらもし記憶が戻ったら僕に「殺すな。」と言ってくれるか確証は無い。(言って欲しいけど)

それに僕はこんな容姿なのでいつも女みたいな顔だと同僚に陰口をたたかれる。
ミレイさんやシャーリーさんでさえ悪気無くだけど「ロロにスカートはかせてみたぁい」とかしょっちゅう言われる。
それが凄く嫌だ。

でも先生はそういう事は一切言わない。
たまに荷物を運ぶ手伝いをしてあげた時なんか「さすが男だな。助かった。ありがとう。」と言ってちゃんといつも僕を男扱いしてくれる。

それは兄さんも一緒だ。
いつも僕のことを「可愛い、可愛い。」と言うが、女の子のように可愛いという意味ではなく、弟として、家族として可愛いと思ってくれているのだ。

僕が一緒にいて心地良いのは兄さんと次点のヴィレッタ先生だけ。
そして僕が人間として生きていけるのもこの二人の前でだけ。
他の女なんか冗談じゃない。
何としてでも纏め上げ、僕を邪魔者扱いしない、とっても楽な・・・そして兄さんにベタベタもしない理想の兄さんの嫁を手に入れる。

そうして僕は一生楽しく兄さんの可愛い弟として生きていくのだ。










「よし出来た!」

俺は姉さんのためにリメイクしたブラの出来栄えに満足し微笑んだ。
あのトイレ事件の後、俺は姉さんを部屋まで探しに行った。

姉さんは長旅のせいかちょっと疲れたらしく、横になると言っていたので、俺は居間から道具を持ってきた。
そしてベットに横たわる姉さん、そしてロロと昔のように楽しく話しながら縫い物をして穏やかな時を過ごした。

ブラの表面積は布も足して出来るだけ広く取り、清楚な雰囲気を損なわぬよう細心の注意を払って白い可愛らしいレースも縫い付けた。
聖母のように清らかで美しい姉の繊細な体を包むのに相応しいすばらしい出来だ。
いっそ今度からは姉さんのブラは全て俺が作るのもいいかもしれない。


姉さんに完成したブラを手渡すと

「あり・・・がと・・・う。とても・・・嬉しい・・・ヮ・・・。」

とにっこり清楚に微笑んでくれた。
その上お礼に俺とロロを明日、遊びに連れて行ってくれるのだそうだ。

姉さんと出かけるなんて本当に久しぶりだ。言葉に出来ないほどワクワクする。





私がお出かけの場所として選んだのは駅一つ向こうの動物園だった。
これ以上奴と家で密着して過ごしていたら発狂して包丁を振り回してしまいそうだし、そうなったらせっかく手に入れた男爵位がぱーだ。

お礼に遊びに連れていってやるとは言ったがもちろんそんな気はない。
むしろ「この礼はたっぷりしてやるぞ。」の礼だ。

家にこもってるよりも外のほうがC.Cたちがルルーシュに接触しやすい。ただそれだけの理由。
さっさと現れてくれないと私の身が持たない。

それに見事C.Cを捕獲したらまた皇帝陛下からご褒美を賜れるはずだ。
それだけを楽しみに頑張ろう。
クルルギ卿はエサであるルルーシュを捕まえ差し出しただけでラウンズ入りを果たした。
つまり本体を吊り上げたならばどんな褒美も望みのままという事。

私はその報償にロロを貰い受けようと思う。。(←トイレでひらめいた)

響団所属のロロを開放するならこの手段しか私は思い浮かばない。

最近ロロは盛んに「僕のお姉さんになってくれたら嬉しいなぁ。」なんて可愛い事を言う。
「ずっと兄さんと僕とヴィレッタ先生で普通の人みたいに暮らせたらどんなに幸せだろう。」と言う発言のほうはいただけないが(ルルーシュつきは嫌なので)私も奴を弟のように思っているのでそれはとても嬉しい事だ。

普通の人間として暮らしたいのであれば、私はきっとルルーシュよりも奴の良い家族になれる。
クルクル皇帝の唯一のとりえとも言えるあの変な力でルルーシュの事も人殺しのための力も忘れさせてもらい、私の弟にして今度こそ普通の幸せな人生を歩ませてやるのだ。

さて、C.Cをおびき出すためだけに出かけるのだから、お出かけの場所はある程度人の出入りが自由で、それでいてざと言う時は民間人を速やかに退去させる事が出来る場所であればどこだって良い。
動物園なんてガキしか喜ばない場所だが条件に当てはまる中で一番近いんだからしょうがない。

でも意外にも馬鹿兄弟はうれしそうだ。

「俺、動物園にくるの初めてです。」

「僕も。」

ン?
ロロはともかくルルーシュはあるだろう?
でもルルーシュは首をひねりつつ呟いた。

「昔からずっと行ってみたかったんです。でも、変ですね。どうして俺は動物園に行った事がないんだろう。ロロと行っていてもおかしくないはずなのに。」

お前、自分で突っ込んでどうする。明らかにおかしいだろう。
動物園ぐらい普通はこの年になるまで何度も行く。
何故ルルーシュは・・・・・・。

あ・・・もしかして・・・。

ルルーシュの妹ナナリーは目が見えない。
動物を見るだけで触れる事は出来ない動物園にナナリーを連れて行っても悲しませるだけだ。
かといって、自分だけこっそりと・・・という事も兄として出来なかったのだろう。
たとえどんなに自分が行きたくても。

ちくちくと良心がうずきだす。

わかってはいるのだ。
こいつだって好きでテロリストになったわけじゃない。
ゼロになったわけじゃない。


目と足の不自由な妹のため、人並みの幸せを捨てででも妹が安心して暮らせる世界を求めて反逆したのだ。
モヤシで鶏がらでムカつく奴だが、そういうルルーシュは嫌いではない。

「姉さん、姉さん」とはしゃぐ姿は身長180センチを越える男のものとしては情けないが、きっと守ってくれるべき父母を失った時にこいつの幼心と言う時計の針は止まってしまったのだろう。

そして今、マリアンヌ様を基として造られた私に出会い、心の中の時計がまた動き出した。
会いたくてたまらなかったはずの、甘えたくてたまらなかったはずの8年分の母への想いが動き出したのだ。

ルルーシュは名前も経歴も変えていたが、奴のランペルージという姓は母親の旧姓だ。
その事からも、どれだけ奴が母親を慕い、必要としていたのかがわかる。

目の前にいるこの私よりでかい男は・・・私がC.Cを捕らえるためのエサとして使い捨てようとしているこの男は今、ほんの10歳の無邪気な子供なのだ。

ちくんと胸がうずく。

とても心が痛くなる。

私はルルーシュが嫌いで、早くいなくなってしまえばいいと思っているのに。

そう思っているのに・・・・・。


「・・・ルルーシュ。・・・・・・手を繋ごう。ほら、おいで。ロロも。」

自然と差し出してしまった右手をルルーシュが嬉しそうに握る。反対の手はロロが。

周りの好奇の目がもの凄く痛いが、それぐらいは我慢しよう。
間もなくルルーシュのやっと動き出した心の時計はまた止まる。

C.Cが現れなかったとしても、また記憶は改ざんされ、今度は姉を失う。
また、無邪気に甘えられる存在を失うのだ。

・・・だから今だけ。
18歳の憎たらしいルルーシュではなく、10歳の姉を慕うルルーシュの手をとってやるだけだ。

そんな感傷に浸っていた時、10次の方向から爆発音が聞こえた。直後約180メートル向こうに火の手が上がる。

黒の騎士団!?
・・・しかしナイトメアは見当たらない。
ただの民間テロか?
いや、おそらく京都の残党だ。


「姉さん、こっち!!」

ルルーシュが私の手を引く。
私は繋がったままのロロの手も放さず、ルルーシュの言うまま体を隠せそうな茂みにしゃがみこんだ。

バラバラと怪しげなカッコウをした男達が走り、逃げ惑うブリタニア人を無差別に捕らえていく。
今は恐慌状態だが此処もいずれ見つかるだろう。

ナイフは・・・隠しポケットに入るぐらいの小さなものだがある。
ロロは自力でなんとでもするだろうし、私もルルーシュ一人ぐらいなら完璧に守りながら強行突破することは出来る。
ただし、この条件なら出会ったテロリストは、一撃で殺しながら進まなければならない。
それは中々難しい。
皇帝陛下から与えられた『ルルーシュの優しい姉』と言う設定から大きく逸脱してしまう。
この特別プロジェクトは修正不可能なイレギュラーが生じ、対象に不信感を抱かれてしまったらそこで終了する事になっている。

一応軍校に行っていたという過去は残しているが、人殺しが嫌で軍人にならなかったと言う偽経歴を持つ私だ。
私がナイフを持ち歩いているのはどう考えてもルルーシュの目から見れば不自然だ。
まして死体の山を築くなんてありえない。
衝撃で記憶が戻ってしまう可能性すらありえる。

まぁ、ボタンに仕込んである緊急コールを押したから、15分以内に機情率いる偽装警官隊がテロリストを一網打にするため動物園を囲むだろう。それまで持ちこたえさせればいい。
C.Cも居ないようだし、ここを上手くやり過ごせればあと半日ルルーシュに優しい夢を見せてやる事が出来るのだ。
一時的にとは言え今、私は奴の姉だ。
弟のためにコレぐらいは考えてやっても罰は当たらないだろう。

しかし、テロリストの人数は思ったより居たようだ。


「・・・おい。隠れている奴ら、出て来い。」

中年のテロリストが私達に声をかjける。
一番小柄なロロでさえ身長170センチはある。
それにルルーシュは私やロロと違って気配を消す訓練を受けてはいない。
3人で隠れきれるわけは無いか。

私達を含めた、ブリタニアの民間人約80名がとある檻の前に集められた。
サルの檻の前だ。

「貴様らブリタニア人は卑劣である。カラレス総督は日本人テロリストを余興にとサルの檻に入れ、見世物とした。我々はこの暴挙を許す事が出来ない!!」

テロリストの指揮官は拳を上げて絶叫した。

カラレス総督・・・イレブンいじめが好きな奴だがまた何と悪趣味な
いくらなんでもそこまでやる事は無いだろう。
これじゃ、イレブンだって流石に怒る。

ン?
檻の中にぱんつ一丁で入っているあいつ、見た事あるぞ。
確か黒の騎士団幹部の玉城総太郎?だったっけ?
微妙にサルの檻が似合っているが、何もあそこまでしなくてもいいだろう。

「さて・・・我々をここまで侮辱したのだ。ブリタニアの諸君の中からも一人、このサルの檻に入ってもらおうではないか。」

テロリストがにやりと笑う。

おい!お前もカラレスに負けずに下劣だぞ?いいのか?
同類になってしまうぞ?
つい眉をしかめて見ていたら、そいつと視線が合ってしまった。

「そこの女、立て!!今反抗的な目で見ただろう!!」

「い・・・いえそんな・・・。」

か弱いフリをしてみたが、そんな手が通じる相手ではなさそうだ。

「よし、ブリタニアの猿女。服を脱いで下着姿になってこの檻に入るんだ。」

テロリストの司令官がいやらしく笑う。

けっ。何を勝ち誇っている。
か弱い女にそんな下劣な命令をするとはよっぽどもてない人生を歩んできたんだろう。
そうして逆恨みか?みっともない。

しかし私はお前と違ってもてる人生を歩んで来た。
下着姿ぐらいでおびえるものか。
この素晴らしき肢体を使って下着や水着のモデルアルバイトをした事だってある。(もちろん大評判だった)
まぁ此処は時間稼ぎのために大人しく従ってやるさ。
同属であるイレブンの下着姿さえ生で見た事なさそうなモテない哀れな男どもよ。
このヴィレッタ様の美しくも豊満な下着姿の前にひれ伏すが良い。
あーはははは!!


服に手をかけたところではっと気がつく。
だ・・・駄目だ!!!

今日はあの恥かしい苺パンツ&苺ブラを仕方なく身につけている!!
いつものゴージャスでセンス抜群な下着ならともかく、あんな姿を公開するぐらいなら舌をかんで死んだほうがマシだ!!!

く・・・こんな事で大ピンチになってしまうとは・・・・・・。


「待ってください!!檻には俺が入ります!!
だから姉さんを許してください!!!」

青ざめて固まる私の前にルルーシュが立ちはだかった。










くそ、面倒な事になった。
せっかく僕と兄さん。それに珍しく素直で優しいヴィレッタ先生と楽しく動物園をまわっていたのに、テロリスト共が台無しにしやがった。

ヴィレッタ先生が兄さんに心から優しいなんて100年に1度あるかないかなのに・・・。
据わった目でテロリストどもを見ていたら、ヴィレッタ先生が僕に目配せをして来た。

そして

「悔しいがあいつらの指示に従うぞ。絶対逆らうなよ。」

と言った。

これが相手が黒の騎士団なら全員瞬殺してC.Cもどっかの木に括りつけて3人で逃走してやるが、どうもそうでは無いらしい。
それならやっぱり、兄さんに戦う姿を見られる危険を冒すより機情の助けを待ったほうがいいだろう。

そう思ってじっとうつむいて無力なフリをしていたが、テロリストの司令官がヴィレッタ先生に、いちゃもんをつけ始めた。

無知と言うのは恐ろしい。
彼らにはヴィレッタ先生がか弱い一般女性に見えているらしい。
彼女は普段はパチンコばかりでだらしないが、あれでもラウンズにもなれると言われていたジェレミア卿の横、最前線で戦っていた猛女。
動物園ジャックなんてやって喜んでいるバカとは格が違う。

それなのにテロリストの奴ら、先生に向かって猿女だなんて言っている。
失礼な。先生は猿じゃないよ。猿なんてか弱い生物じゃなくてどう考えてもキングコングかそれ以上だ。
本当にお馬鹿さんだ。

そのお馬鹿なテロリストどもは更に図に乗ってキングコング・ヴィレッタ先生に服を脱いで猿の檻に入れだなんて言っている。
脱ぐのが好きな先生ならへっちゃらそうだけど、それでも後が怖いぞ~。
あの人は基本的には優しいが、民間人の敵・・・特に女の敵には一切容赦が無い。
機情に捕;まった後きっと鞭を持ったヴィレッタ先生が機情権限で個人的お仕置きに行くに違いない。


テロリストにやや同情しながら見守っていると、兄さんがヴィレッタ先生を庇って飛び出した。
・・・最悪だ。
全てにおいて宇宙一優れている兄さんだけど、腕っ節だけは下々の下の下の更に下だと言うのに。
さて、こういう場合、可愛くて善良な庶民の弟はどう対処したら良いのだろう。
とりあえず殺ってしまうか。


タイミングを見計らっていると、テロリストが兄さんに言った。

「へェ。姉思いなんだな、綺麗なにーちゃん。でも男なんかお呼びじゃないんだ。そうだな・・・そっちの可愛らしい妹なら考えてやってもいいぜ。」

へ?
妹?
・・・・・・それは・・・僕のことかぁぁぁあ
貴様、僕が一番気にしてる事を!!!

お前、後で八つ裂き決定だ。僕を女扱いするような敵はこれまでだって全員ぶっ殺して来た。
ヴィレッタ先生に存分にお仕置きされた後、僕が八つに引き裂いてやる!!!!!!






ヤバイ!!あの目。
ロロが切れる3秒前だ!!

ああ見えても奴は帝国最強の殺人兵器。
外見は女の子のように可愛らしいが、本性を出したら獰猛な恐竜・Tレックスより恐ろしいぞ。
ずいぶん人間らしくなったとは言え、本気で殺り出したら私でも止められない。
今すぐ頭を地にこすり付けてTレックスに謝るんだ!!
そうすれば確率は0.0001%以下だが命だけは助かるかもしれないぞ!!

そう思って心から心配してやったのに、テロリストの奴、

「男なんかお呼びじゃない。」

といっってロロの大事なモヤシ兄を殴りつけやがった。
あ~あ・・・ロロの怒りスイッチを二箇所も押すなんて馬鹿だな。

しかし、呑気にあ~あ、とか思っている場合じゃない。
せっかく私が大人しくしてやっていると言うのにこのままじゃ全てが水の泡だ。
ルルーシュにロロの『死神』としての姿を見られてしまう。
そうなったら修復出来ないイレギュラーとして扱われ、このプロジェクトは終わりとなる。

あと半日・・・せめて半日ルルーシュに幸せな弟の生活を味あわせてやりたいのに。


こうなったら仕方ない。
ロロが暴走する前に、常識のある私が何とかせねば!!!

「きゃぁぁ!しっかりしてェ!!ルルーシュ!!」

と、なよなよとルルーシュにに抱きつき、介護するフリをして素早く奴の腹に一発入れ、気絶させる。

よし。
ルルーシュが見てさえいなければ何をやったってかまうものか。
それに非常事態なのだから皇帝陛下も今度こそは文句をつけまい。

ニヤリとロロに視線を送るとロロもニヤリと笑い返してきた。


とりあえずすぐそばにいた司令官に蹴りを入れて機関銃を奪う。
一応子供を含むブリタニア人80名の人質の前ではあるのでちょっとだけぶりっ子して、敵テロリストの足と武器を狙って銃を乱射した。

か弱いと思っていた女からいきなり銃撃を受け、テロリストどもは慌てふためいた。
あーははは!!
逃げられるものか!!
お前らと私じゃキャリアが違うんだよ!!
どうせブリタニアの刑法ではテロリストは全員処刑となる運命。
それなら私をこんな目に合わせたのだ。
この程度やってもどうと言う事は無い。

銃撃から逃れた数人のテロリストは時を止めたロロに一人残らず捕まって足蹴にされていた。
さすが私の見込んだ漢!!
ルルーシュと違って役に立つ!


「あわわわ・・・。」

最後の楽しみにと残しておいたテロリストの司令官を私とロロで追い詰める。
私に機関銃を奪い取られたせいで丸腰だ。
しかも腰でも抜けたのか惨めにはいつくばっている。

「よくも私を猿女呼ばわりしてくれたな。」
「よくも僕を女の子呼ばわりしてくれたな。」

私が機関銃を奴の頭に・・・ロロがナイフを奴の頚動脈にに突きつけた。
人質は今の騒ぎでとっくの昔に逃げてしまったからもうぶりっ子する必要も無い。、
それにこいつだって丸腰の・・・しかも一般人の女である私に銃を突きつけたのだ。
あの世に行って自分の行いを後悔しろ。

怒りが沸点に達した私とロロがテロリストの司令官をぶっ殺そうとしたその前に突然ルルーシュが立ちはだかり押しのけた。

しまった。
気がついてしまっていたか!!
もやし男だからと思って姉心から少し手加減したせいかもしれない。

しかし何故だ!!
何故テロリストを庇うんだ。
もしやテロにあったショックでゼロとしての記憶が蘇ったのか!!

そうであれば私は・・・・・・。私は・・・・・・。


「止めてください・・・俺は・・・心優しい俺の姉と弟が人を殺すところを見たくありません・・・。」

ルルーシュは手を広げてテロリストを庇ったままうなだれた。

そうか。・・・そうだったのか。

「・・・・・・わかったよ・・・。すまなかった、ルルーシュ。」

「ごめんなさい。兄さん。」

私とロロは素直に武器を引いた。


ルルーシュは本当は人を何十万も殺したテロリストだ。
私やロロにそんな事を言える立場じゃない。
でも、目の前に居るこいつは本当に傷ついた顔をしているただの弟だった。

「ありがとう、ルルーシュ。姉さんを庇ってくれて。人殺しにさせないでくれて。・・・一生忘れないよ。」

そう言って抱きしめてやると本当に嬉しそうな顔をする心優しい弟。
私はロロにだって人殺しをさせたくなかったはずなのに怒りに我を忘れた。
でもこいつは・・・こいつだって怒っていたはずなのに敵をかばってまで私とロロを本当の意味合いで守った。

この優しい弟は、大切な者のためには非道なテロリストにもなるのに、その大切な者は清らかなまま守り抜きたいのだ。
それは傲慢な考えなのだと思う。
でも、そんなルルーシュを抱きしめてやらずにはいられなかった。



結局特殊プロジェクトの間にC.Cは現れなかった。
機情は今回仕込み関係にはかかわっておらず、「わしに任せおくのだぁあ!!」とはりきっていた皇帝に(面倒なので)お任せしておいたのだが、すべて不発に終ったようだ。

ルルーシュの記憶は元に戻され、私が姉であったと言う記憶も葬り去られた。

相変わらず私とルルーシュは犬猿の仲だ。
でも・・・思うのだ。

ずっとC.Cが現れなければいいと。
ずっと、ずっと、彼が幸せな箱庭の中で過ごせればいいと。

それでももしC.Cが現れ、記憶が戻ってしまったら私はいったい彼をどうするのだろう。
やはり殺すのだろうか。

いや、今となってはそれは多分難しい。
私はルルーシュのやさしさに触れてしまった。

だから・・・。
もし、もしも記憶が戻っても今の彼と心が変わらないなら。

偽りの弟であるロロの事をそれでも兄として大切にし、お前を思ってくれる友人・・・例えばシャーリーやリヴァルを大切にし続けることが出来るなら・・・きっと私はお前を殺さない。
弟達の居るブリタニアを裏切れはしないが、なんとかしてロロと二人、この箱庭から逃がしてやろう。

どうかルルーシュが変わりませんように。
私は密かにそう祈り続けている。



任務が終了した時、私はまた陛下から直々の言葉を賜った。

「任務ご苦労。よくルルーシュの優しい姉役を果たしてくれた。・・・ありがとう。」

と。


何を考えてるのか解らないくるくるじじいだが、それでも案外餌にすると決めた我が息子の事を大切に思っているのかもしれない。
そんなありえない事を考えた。
私もルルーシュに毒されているのかもしれない。

でもどうか・・・どうか神様。愛に飢えたあの子供達が幸せになるところを私に見せてください。

あの子達は本当は優しいのです。





Fin


これでまたしばらく休止状態に戻りますが、お付き合い下さった皆様、ありがとうございました!!
機会があればまたこっそり復帰したいとは思っていますのでその時はよろしくお願いします。

ルルがトイレまで追いかけて言ったお話は美咲さんのコメントを見てすごく書きたくなり、更に1時間早起きして追記しました。
いつもいつも事後承諾?ですみません
でもどうせやるならここまでやらせたくて。

1周忌に書いた『想う』は一人頑張って来たルルのつらさを強調して書いたお話で、自分で書いておきながら大変ルルに申し訳なく思ってもいました。
なので今回は弟として姉さん姉さんと姉の愛を疑いもせずに無邪気に無責任に追い回し、ついには可愛がってももらえると言う話にしてみました。
ルルの中では(真実はともかく)マリアンヌは銃撃から身を挺してナナリーを守った聖女的な母親。
もしあの場にいたならルルの事だって身を挺して守ったと信じ、理想の母親として愛していたと思います。

ヴィレッタは好き嫌いの分かれるキャラですのでこういう配役に抵抗のある方もいらっしゃるでしょうが、元から敵で何の恩義も無く、むしろルルーシュに散々な目に合わされた割には彼女の彼を見る目は優しかった気がします。
惜しむらくは男を見る目が無かった事!!
扇は元からゼロの敵ではなく黒の騎士団結成以前からの仲間でしかも新宿を始め何度もゼロに命を助けられ、ろくにとりえも無いのに藤堂よりも上の位置につけてもらいそれなりの信用もゼロから受けていたのにあっさりと話もろくに聞かず(でも敵であるシュナイゼルの話だけはしっかり聞いて)ルルをだまして呼びつけて殺そうとするなんて・・・応援した時期もあったのに本当に残念な人になっていてがっかりしました。
こういう扇みたいな先生には教えてもらいたくないなあ・・・何か問題があったとき、すっごい扇的主観の入ったきれい事で無理やり処理されそう。
それより1期イラドラで、ジェレミアに、スザクに命を助けてもらった礼を言うよう上手く諭していたヴィレッタの方が教師の適正がありそうです。
彼女は純血派なのにイレブンであるスザクに対し礼を尽くし、貴族であるプライドの高い上司に間違っている事は間違っていると言え、うま~く謝らせる方向に持っていったのはすごいなぁと思いました。この辺から彼女が大好きになりました。
ぜひ扇に似ない可愛い子供を生んでください!!
・・・そして、手が掛かったけど可愛い所もあった二人の生徒の事も子供が成長する節目ごとに思い出してあげて下さい。
当たり前に愛してくれる優しい両親さえいれば幸せに優しいまま暮らせたはずのロロとルルの事を。
どうかお願いします・・・。

いつまでたってもギアス大好き!ルルロロヴィレッタ大好きです♪
あ、もちろんナナリーもジェレミアも咲世子さんもシャーリーも!!
ちなみにヴィレッターVilletta はイタリア語で小さな別荘という意味らしいので3人で小さな別荘で過ごさせてみました。
このSSは以前書いた『その手』に続くつもりで書きましたのでルルはロロを心から可愛がり、ロロはシャーリーを殺すことも無く、ヴィレッタもルルたちを裏切る事無く皆幸せに暮らします♪

初期案は皇帝がルルーシュとロロの庶民父としてクラブハウスで3日間過ごすというものでしたがこちらは意外と難しく、断念しました。
いつか書いてみたいとは思っているんですが・・・。

あと、書くの忘れていましたがおまけSSの見れるWEB拍手(←元からついてるほうじゃない奴の方)は取り外す予定でしたが期限内に出来そうにもないので延長申し込みしました。
何も更新していないので申し訳ないのですが今だちらほら押してくださるのを見るとほんのたまにでも更新しようかな~という励みにもなりますのでとりあえず置いておきますね。

そうはいっても諸般が忙しい上に最近になって受験生の母となってしまったので当分SS書くのは無理そうですが、年末年始のご挨拶ぐらいは出来るかもしれません
このブログを見てくださっている(かもしれない)受験生の皆様~!インフルに負けず頑張って下さいネ!!
私も子供と勉強三昧の日々です。

ではまた♪







































コメント
この記事へのコメント
こんにちは~。
結構最後はホロリと来ました。
UTさんはギャグとシリアスの強弱が上手で
すごいなあと思います。
あ、トイレ話、使ってくれてありがとうございます♪
ロロが先生じゃなくてルルを心配して
先生助けたのに、先生はロロが自分を助けたと思って
可愛いって思ってるのが何か面白くて
ちょっと先生が可愛そうでした(笑)。

しかしロロに気に入られて勝手にルルの嫁候補
むしろ決定希望にされてる先生が非常に気の毒です(笑)。
ルルはかっこいいけど、彼氏には正直私も微妙なので
(なんかその・・・不幸になるアビリティが高すぎて・・・
ギアスの男の子って運命を切り開くっていうより
悲壮に運命に呑み込まれるイメージが強かったりします。
全部守って俺も幸せになるのを諦めないじゃなくて
●●を守る為ならどんな犠牲でも厭わないって雰囲気で・・・)
かっこいいとすらルルの事を思ってない先生が
ロロの本音を知ったら冗談じゃないと思ってそうですね(笑)。
コブはいらんからお前だけ弟に来いって感じで(^^;。

プレゼント>>・・先生的にはもらったものよりも
柄のが問題だったんですね(笑)
や~、ルルには悪いのですがマイソーイングセットで
リメイクちくちくしてるルルが非常にキモかったです(笑)。
そっか・・・これからずっと手作りか・・・
先生、期間限定の偽姉でホントよかったですねえ・・・(遠い目)。

動物園のナナリーの件は何か非常に切なかったです。
子供が親をやってたみたいなものだから
色んなものを知らないで大人になっちゃってますものね・・・。

テロリストが来たときのロロが可愛かったです(^^)

>可愛くて善良な庶民の弟はどう対処したら良いのだろう。
>とりあえず殺ってしまうか。

かわいくねえ・・・(笑)と思わずつっこんでました。

キングコングとTレックスとお互いを評価し合う
ロロと先生は、むしろ本性はルルとロロより似てる気がします(笑)。

最後の先生の独白は初期からのルルの好きな所だったので
そうだなあと心から思いました。
だからこそ、幸せになる強さや自分を大切にする心を
いつか身につけて欲しいなあとずっと思ってたので
そういう強さを、最後までルルに教えられなかった事は残念でした。
記憶が戻ってもルルが好きって言ってくれたシャーリーや
何があってもルルが大切だって身をもって教えてくれたロロが生きてれば
せめて自分を大切にしてくれたのかなあと思うのですが
UTさんのお話をみてるとUTさんの描く先生のような人が
傍にいてくれたらルルは幸せになる強さを身につけられたのかなとも思います。

正直私はヴィレッタはR2からもう少し描写した方がいいよなあと思ってて
そういう意味では良くわからないキャラになってしまったので
それほど印象がないのですが・・・
(中盤~後半、突然立ち位置や気持がころころ変わってその上で
内面描写がないので何を考えてるのか分かりにくかったのです。
その上で立ち位置が価値観を揺さぶってる位大きく変わってるので
多分大きな決断はしてる筈なので・・・そこらへんを描いてほしかったな・・・)
ただUTさんのヴィレッタは好きなので
こういう人だったらよいなあと凄く思います。

お忙しい中楽しいお話ありがとうございました♪
また、お時間があったら無理がない時にでも
素敵なお話をみせてもらえると嬉しいです♪
お子様も受験とかおじい様とかで大変そうなので
無理はしないで適度に頑張れってくださいです♪

2009/11/05(Thu) 12:33 | URL  | 紅柳 美咲 #/UdcfbPw[ 編集]
Re: こんにちは~。
おはようございます♪

> 結構最後はホロリと来ました。
> UTさんはギャグとシリアスの強弱が上手で
> すごいなあと思います。

ホロリときて下さいましたかv-356
ちょっと嬉しいです!!
あれはこんな風に思ってもらえたらいいなあ・・・という願望ですが、共感していただけたらこんな嬉しい事はありません!!

> あ、トイレ話、使ってくれてありがとうございます♪
> ロロが先生じゃなくてルルを心配して
> 先生助けたのに、先生はロロが自分を助けたと思って
> 可愛いって思ってるのが何か面白くて
> ちょっと先生が可愛そうでした(笑)。

そう。先生はロロびいきだから実際より良く見えてます。
姉馬鹿ではないんですけどv-356
ロロはあの容姿も得してますよね♪

トイレネタ、ありがとうございました!!
先生には気の毒だけどとっても楽しく書けました♪

>
> しかしロロに気に入られて勝手にルルの嫁候補
> むしろ決定希望にされてる先生が非常に気の毒です(笑)。

まさに死神に魅入られてしまったような?

> ルルはかっこいいけど、彼氏には正直私も微妙なので
> (なんかその・・・不幸になるアビリティが高すぎて・・・
> ギアスの男の子って運命を切り開くっていうより
> 悲壮に運命に呑み込まれるイメージが強かったりします。
> 全部守って俺も幸せになるのを諦めないじゃなくて
> ●●を守る為ならどんな犠牲でも厭わないって雰囲気で・・・)

そういう雰囲気は確かにありますねv-356
ルルの場合まず母親が身を挺してナナリーを守って死んだ情景が焼きついているんでしょうね。
母さんが命をかけたように俺もナナリーを・・・とか思ってそうです。
それに自分より料理選択掃除の上手い彼氏って微妙かもv-356
でもルルーシュ自体は大好きです♪

> かっこいいとすらルルの事を思ってない先生が
> ロロの本音を知ったら冗談じゃないと思ってそうですね(笑)。
> コブはいらんからお前だけ弟に来いって感じで(^^;。

そりゃ、たった1日でこりまくったと思います。
多分ルルのロロをかわいがる様子をずっと見てきたから嫌な予感はしたと思いますが多分予想以上に酷かったと思いますv-356
>
> プレゼント>>・・先生的にはもらったものよりも
> 柄のが問題だったんですね(笑)

多分先生だったら元彼とかに色っぽい下着とか貰ってそう?
そしてプレゼントされ慣れてそうな気がします。

> や~、ルルには悪いのですがマイソーイングセットで
> リメイクちくちくしてるルルが非常にキモかったです(笑)。
> そっか・・・これからずっと手作りか・・・
> 先生、期間限定の偽姉でホントよかったですねえ・・・(遠い目)。

しかも目の前で談笑しながらですものね!
その日の夜もきっと悪夢を見たと思いますv-12
>
> 動物園のナナリーの件は何か非常に切なかったです。
> 子供が親をやってたみたいなものだから
> 色んなものを知らないで大人になっちゃってますものね・・・。

上の子って普通の家庭で育ってもけっこう親や下の子に気を使って我慢しちゃうものだけどルルーシュの場合は特にね。
ナナリーの幸せだけがルルの幸せだったんでしょうね。切ないです。
>
> テロリストが来たときのロロが可愛かったです(^^)
>
> >可愛くて善良な庶民の弟はどう対処したら良いのだろう。
> >とりあえず殺ってしまうか。
>
> かわいくねえ・・・(笑)と思わずつっこんでました。

突っ込んでくれましたか♪
誰か突っ込んでくれないかな~と思いながら書いてましたのでとっても嬉しいです♪♪
>
> キングコングとTレックスとお互いを評価し合う
> ロロと先生は、むしろ本性はルルとロロより似てる気がします(笑)。

こっちの方が本当の姉弟っぽいかも?
外見や雰囲気より現実を見ている感じです。

>
> 最後の先生の独白は初期からのルルの好きな所だったので
> そうだなあと心から思いました。
> だからこそ、幸せになる強さや自分を大切にする心を
> いつか身につけて欲しいなあとずっと思ってたので
> そういう強さを、最後までルルに教えられなかった事は残念でした。

志半ばで死んでいったダールトンやその息子達、命令に従わされてフレイヤを玉切れに追い込むために使われた兵士達に比べればまだやりたい事をやりたいようにやれて満足して死んでいったルルーシュは行いの割には幸せに逝けたとも言えます。
でもそうなるまでに追い込まれ、罪につぶれていく様は本当に可哀相でした。

> 記憶が戻ってもルルが好きって言ってくれたシャーリーや
> 何があってもルルが大切だって身をもって教えてくれたロロが生きてれば
> せめて自分を大切にしてくれたのかなあと思うのですが
> UTさんのお話をみてるとUTさんの描く先生のような人が
> 傍にいてくれたらルルは幸せになる強さを身につけられたのかなとも思います。

ロロやシャーリーが生きていたらそれでも生きて償っていく道だって選べたはずですよね。
そして自分を大切に出来るなら他人ももっと大切に出来たはず。
そもそもはシャルルのせいなんでしょうね。
親にあの年で否定されたらゆがんでしまっても仕方がないです。
それを死んでしまってもまたCの世界で会えるから・・・と切り捨てるのは間違っていると思います。

このお話は同年代ではなくて、誰か大人に親身になってもらって欲しかったUTの願望丸出しなのでそういう話になりましたv-356
けっこうルルーシュは大人から、賢い、大人以上の大人と見られていますので(敵にも味方にも)

1話でヴィレッタ先生に追いかけられていたルルーシュがなんだかすごく楽しそうで無邪気だったから、ヴィレッタ先生も母親となって自分の子供を見るたびルルの思いとかにも心を向ける日が来てくれるといいなぁ・・・と思います。

>
> 正直私はヴィレッタはR2からもう少し描写した方がいいよなあと思ってて
> そういう意味では良くわからないキャラになってしまったので
> それほど印象がないのですが・・・

描写は少なかったですよねv-356
速い展開が売りではありましたが、1年かけて放映したならもっとよい作品になったと思います。

> (中盤~後半、突然立ち位置や気持がころころ変わってその上で
> 内面描写がないので何を考えてるのか分かりにくかったのです。
> その上で立ち位置が価値観を揺さぶってる位大きく変わってるので
> 多分大きな決断はしてる筈なので・・・そこらへんを描いてほしかったな・・・)

ルルーシュやロロと組んでた頃もけっこう楽しそうに見えたし、学園祭でもアーニャの突撃を自主的に機転を利かせて止めたりしていたのでその時点ではけっこうルルーシュの事も嫌いじゃなかったと思います。
あれほど兄さんの敵に容赦ないロロがジェレミアに「開放してください」といったヴィレッタを殺さず真意が何処にあるか問いただしてあっさり信じていましたし、咲世子にも「貴方とは良い関係が築けると思っていました。」と言っていたしそれなりの信頼関係はあったろうし、隙を見て逃げ出し本国に連絡を入れることだって彼女なら出来たのにしなかったのはやはり思うところがあったのかと言う気もします。

ルルーシュはシャーリーのお葬式に出ていなかったけどヴィレッタはちゃんと喪服を着て参列していました。とても悲しそうに見えました。
自分を慕う少女までいざとなったら利用するルルーシュにあのへんで見切りをつけたように思います。(誤解なんですけどね)

> ただUTさんのヴィレッタは好きなので
> こういう人だったらよいなあと凄く思います。

ありがとうございます♪
もちろん妄想の産物なのですがそう言って頂けるとすごく嬉しいです!!

>
> お忙しい中楽しいお話ありがとうございました♪
> また、お時間があったら無理がない時にでも
> 素敵なお話をみせてもらえると嬉しいです♪
> お子様も受験とかおじい様とかで大変そうなので
> 無理はしないで適度に頑張れってくださいです♪

ありがとうございます。
好きな事にはつい夢中になっちゃうタイプなので健康のためにも一旦休止します。
色々ガタが出始めているのでv-356
でも、読みには行きますよ~♪
これだけは止められません!!

2009/11/06(Fri) 05:19 | URL  | UT #L1ch7n1I[ 編集]
こんばんは(・ω・)
体の調子はいかがですか?よくなられました?
妹の学校も、とうとう学年閉鎖になってしまいました;



今回もルルーシュは最強で最恐でしたねww

ルルーシュの下着の趣味は悪いよなーと思っていましたが、まさかあのヴィレッタに
苺パンツ・苺ブラをコーディネートするとは(しかもリメイクまで)……うん、今頭の中で想像してみましたがすっごく似合わないですwwていうか、姉に下着プレゼントすんなよwwww
おかげでヴィレッタピンチに^^でも脱ぐのは平気なんですねヴィレッタwwさすがナイスバディ!!

きっと
ヴィレッタにとって、テロリストよりもルルーシュの方が手強い敵なんでしょうね。ロロの事を考えると むしろ最大の敵ww
おまけにトイレこじ開けるし(´ω`)ロロも助けてくれたけど、兄さんの為なんですねww
ヴィレッタ頑張れ!!
でも、最近ロロがルルーシュよりもヴィレッタに似てきている気がするのは私だけでしょうかwwキングコング・T-レックスコンビww


動物園でのエピソードは なんだか切なくなりました。本当に、この2人にヴィレッタのようなお姉ちゃんがいれば良かったのにな…。すごく可愛がってくれたでしょうに。
ヴィレッタの


「・・・ルルーシュ。・・・・・・手を繋ごう。ほら、おいで。ロロも。」


に うわぁ…と、泣きそうになってしまいました。きっと、普通の家族なら当たり前なんだろうけど
この2人にとっては、そんなことさえもすごく意味のある事なんだろうと思うと…
たった3日間でも、幸せな一時を過ごせてよかったなぁと思います。


ヴィレッタ、確かに好き嫌いはっきり分かれるキャラですよね(^_^;)むしろ結構嫌われてる気も…
私は大好きなんですけど…
だから、U.T様のところでこんな素敵SSが読めるのはすっごく嬉しいです。

私は実は最初、ビジュアルから入ったのですが
話が進むにつれて あの出世欲バリバリな人間くさいとことか、そのくせ情に弱いとことか、うかつなとことかが愛しくてしょうがなくなりました^^確かに「オレンジピール」最高でしたよね!!

ヴィレッタはなんだかんだで情の人だから
ルルーシュとロロ、それからシャーリーのこともきっとずっと覚えていると思います。学園での彼女はほんと、楽しそうでした。もっと 見たかったと、今でも思います。
2009/11/06(Fri) 20:31 | URL  | (*_*) #-[ 編集]
ごめんなさい 文字数制限が…(゜∇゜)
すみません、なんかヴィレッタ語りになっちゃった;


長くなってしまったので最後にこれだけ。

U.T様のSS、ほんとに大好きです。今回のSSも 笑いあり、涙ありで最高でした(*^o^*)
体調良くなっても、無理はしないで下さい。身体大事になさって下さいね。
それでは、失礼しました。
2009/11/06(Fri) 20:41 | URL  | (*_*) #-[ 編集]
Re: こんばんは(・ω・)
おはようございます♪

> 体の調子はいかがですか?よくなられました?
> 妹の学校も、とうとう学年閉鎖になってしまいました;

ほとんど良くなりましたよ~♪
ただ咳がまだ少し続くので人にうつさないようマスクをしていますv-356
>
>
>
> 今回もルルーシュは最強で最恐でしたねww
>
> ルルーシュの下着の趣味は悪いよなーと思っていましたが、まさかあのヴィレッタに
> 苺パンツ・苺ブラをコーディネートするとは(しかもリメイクまで)……うん、今頭の中で想像してみましたがすっごく似合わないですwwていうか、姉に下着プレゼントすんなよwwww
> おかげでヴィレッタピンチに^^でも脱ぐのは平気なんですねヴィレッタwwさすがナイスバディ!!

何となくヴィレッタは脱ぎなれしてそうですv-356
着てても脱いでもすっごく色気があるし。
ただ学園と言う場所で下着以上にエロイ水着をきせられたので引きつっていたようにも思います。
苺ブラ&苺ぱんつはけっこう男の子の夢みたいですよv-356
ただしヴィレッタには明らかに似合いませんよねv-356
シャーリーやナナリーなら似合いそうv-343
>
> きっと
> ヴィレッタにとって、テロリストよりもルルーシュの方が手強い敵なんでしょうね。ロロの事を考えると むしろ最大の敵ww

ルルーシュに合ってから相当色々なめにあっているし、担任として接するだけじゃなく家の中まで監視カメラで見ていましたからね。
きっとカメラ前で「ああロロ!!ソレは違う!!それは常識じゃないんだ異常な事なんだ~!!」と何度も叫んでいたように思います。

> おまけにトイレこじ開けるし(´ω`)ロロも助けてくれたけど、兄さんの為なんですねww
> ヴィレッタ頑張れ!!

ロロはいつでも兄さんのためv-356
憧れの人>姉 という感じです。

> でも、最近ロロがルルーシュよりもヴィレッタに似てきている気がするのは私だけでしょうかwwキングコング・T-レックスコンビww

響団方面じゃない黒知識はみんなヴィレッタから吸収しています。
>
>
> 動物園でのエピソードは なんだか切なくなりました。本当に、この2人にヴィレッタのようなお姉ちゃんがいれば良かったのにな…。すごく可愛がってくれたでしょうに。

うん。シャーリーや生徒会の皆も優しかったけど、ルルーシュやロロを子供だと思って甘えさせてくれる大人が側にいてくれたらな・・・ってずっと思っていました。
ルルもロロもホンの小さいころから大人並の仕事をしてきましたしね。高校生になっても高い能力を変われ、大人からも頼られる、当てにされる存在でした。
ルルロロがピンクシーツで戯れているのだって本当はもっと子供の頃なら誰だって(ピンクじゃないシーツでしょうが)兄弟でやっている事だと思います。
だからロロはルルーシュ・ランペルジが良かったんでしょうね。

> ヴィレッタの
>
>
> 「・・・ルルーシュ。・・・・・・手を繋ごう。ほら、おいで。ロロも。」
>
>
> に うわぁ…と、泣きそうになってしまいました。きっと、普通の家族なら当たり前なんだろうけど
> この2人にとっては、そんなことさえもすごく意味のある事なんだろうと思うと…
> たった3日間でも、幸せな一時を過ごせてよかったなぁと思います。

私もずっとこの3人での幸せなシーンを書いてあげたかったのでかけて嬉しかったです。
たった3日間だけどもし木を苦を取り戻してもソレが幸せな事だったと感じられれば道は違って来たように思いますv-356
>
>
> ヴィレッタ、確かに好き嫌いはっきり分かれるキャラですよね(^_^;)むしろ結構嫌われてる気も…
> 私は大好きなんですけど…
> だから、U.T様のところでこんな素敵SSが読めるのはすっごく嬉しいです。

ありがとうございます。
さすがの私もヴィレッタが裏切った直後は書くのを遠慮していたのですが、誰も書いてくれないからこそ書き続けられたのかなと思います。
一番すきなのはやはりロロなんですが、放映当時けっこうルルがロロに酷かったのでヴィレッタに夢を託していましたv-356
>
> 私は実は最初、ビジュアルから入ったのですが
> 話が進むにつれて あの出世欲バリバリな人間くさいとことか、そのくせ情に弱いとことか、うかつなとことかが愛しくてしょうがなくなりました^^確かに「オレンジピール」最高でしたよね!!

私もヴィジュアルあるからですよ~!
ヴィレッタとかコーネリア様みたいななよなよしてないけど有能で色っぽいタイプ大好き♪
さらにギャップがあるタイプも大好きなのでヴィレッタの髪結びバージョンと髪下ろしバージョンの違いにくらくら来ました。
ただ、ヴィジュアルだけなら裏切った時点で熱が醒めて嫌いになっていたかも?
オレンジピールの話を知っていたから何かありそうだと思ってその後も大好きでした。
>
> ヴィレッタはなんだかんだで情の人だから
> ルルーシュとロロ、それからシャーリーのこともきっとずっと覚えていると思います。学園での彼女はほんと、楽しそうでした。もっと 見たかったと、今でも思います。

花火のあの場に咲世子さんと一緒にいたのだからきっとそうなんでしょうね。
最後は咲世子さんとも殺し合いをした女戦士同士だったのに穏やかに二人で話してるのを見て胸が熱くなりました。
ゼロリク後、咲世子さんと前より仲良くなっていそうです。一緒にルルやロロの事をきっと話すんでしょうね。


> すみません、なんかヴィレッタ語りになっちゃった;

どんどん語ってください!!
>
>
> 長くなってしまったので最後にこれだけ。
>
> U.T様のSS、ほんとに大好きです。今回のSSも 笑いあり、涙ありで最高でした(*^o^*)
> 体調良くなっても、無理はしないで下さい。身体大事になさって下さいね。
> それでは、失礼しました。

ありがとうございます♪
色々切羽詰って来たので時間を相当使う書き手としては難しくなってきましたが、また(*_*) さんのところでヴィレッタ語りしたいです☆
2009/11/07(Sat) 02:47 | URL  | UT #L1ch7n1I[ 編集]
こんにちは^^
ギャグあり、心温まるシーンもあり面白かったです!

ルルのマイ・ソーイングをとりだす動きが想像できて可笑しかったです。
18歳の男の子がブラをあつらえるというのも、同級生からみたらびっくりでしょうね。
イチゴ模様が初々しさを感じますね。(笑)
ロロ=妹。うん、見えますよね!かわいいですもの。
みんな、外見とは違って強いですよね!
そこが、素敵ですが!ルルは頭脳派だから!
そう考えると、ロロは頭脳(ルルの、ナイトメア実践で操縦していたし、、、ああ、思いだすと涙が、、、)もいいし、運動神経もいいから、本当に心強い味方でしたよね!ヴィレッタも、厳しい人ですが、根は情溢れる女性で素敵ですよね。
本当に、このような姉がいればルルも幸せだったろうにと思います。

ところで、またお忙しくなるのですね。
身体には気お付けてくださいね。
また、余裕が出来たら小説書いてくださいね!まってます!

2009/11/08(Sun) 15:54 | URL  | RUI #-[ 編集]
Re: タイトルなし
おはようございます♪

> ギャグあり、心温まるシーンもあり面白かったです!

ありがとうございます♪
>
> ルルのマイ・ソーイングをとりだす動きが想像できて可笑しかったです。
> 18歳の男の子がブラをあつらえるというのも、同級生からみたらびっくりでしょうね。
> イチゴ模様が初々しさを感じますね。(笑)

ずっとナナリーの世話をしてきているので身内の下着に何気に抵抗なさそうです。
でも同級生から見たら確かに!!
イチゴは確かルルの好きな食べ物として設定されているとそこかで見たような?
でも27歳のスーパーボティーのヴィレッタには厳しそうですv-356
同じぐらいの年齢帯だとしてもセシルさん辺りはセーフでしょうか?

> ロロ=妹。うん、見えますよね!かわいいですもの。

ギアスHP誕生日イベントの宣伝に使われているイラスト、可愛すぎて妹みたいでしたv-343
ホント、可愛いですよね~♪

> みんな、外見とは違って強いですよね!
> そこが、素敵ですが!ルルは頭脳派だから!

ルルは頭脳が飛びぬけている分体力が・・・。
でもロロにとっては、そんなところも込みで憧れの人でもあり、守ってあげたい人でもあったのでしょうねv-356

> そう考えると、ロロは頭脳(ルルの、ナイトメア実践で操縦していたし、、、ああ、思いだすと涙が、、、)もいいし、運動神経もいいから、本当に心強い味方でしたよね!

小さいころから訓練されていたようで本当にバランスが取れていましたよね。
初めてのったヴィンセントも難なく乗りこなしていたし元々こっそり侵入→暗殺→敵ナイトメアを鹵獲して脱出という仕事がこなせるように相当仕込まれていたんでしょうね。
でも蜃気楼でも操縦できるのは凄すぎます。

ヴィレッタも、厳しい人ですが、根は情溢れる女性で素敵ですよね。
> 本当に、このような姉がいればルルも幸せだったろうにと思います。

そういって下さると嬉しいです♪
もしナナリーと共に日本に行く事になってもこんなお姉さんが一緒だったらもう少し違う道を歩めたような気がします。せめてユフィも一緒だったら・・・。

>
> ところで、またお忙しくなるのですね。
> 身体には気お付けてくださいね。
> また、余裕が出来たら小説書いてくださいね!まってます!

ありがとうございます!!
まず年賀状の用意をしなくちゃv-356
また余裕が出来たら書きたいです♪
2009/11/09(Mon) 06:06 | URL  | UT #L1ch7n1I[ 編集]
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